40歳以上でも問題なし、介護職への転職
一般的に転職市場においては、35歳転職限界説というのがあるそうですが、介護業界に関しては、そういった事情は全く認められません。
何と言っても、日本においては高齢化社会が進行中。
介護の現場では人材不足が深刻になり、しっかりとしたケアを提供できなくて困っている施設がたくさんあるのです。
30代後半はもちろんのこと、45歳以上の中高年の方でも、介護業界で本当に働きたいという熱意さえあれば、採用される可能性は十分にあります。
なお、介護の仕事をするとなると、体力が問題と思われるかもしれませんが、その点も意外と大丈夫です。
身体の不自由な方を介助する場合であっても、正しい介助の方法を学べば、ベッドから車椅子への移乗にしても、思ったほどの力は必要ないのです。
もちろん、一口に介護の仕事と言っても、特別養護老人ホームとデイサービス、あるいはグループホームでは、仕事の内容も勤務条件も大きく異なりますし、当然、仕事のきつさも変わってきます。
とは言え、夜勤のある職場でも、パートであれば、日勤だけという勤務も可能ですし、介護職として長く勤められるか自信が持てないのであれば、まずは派遣で入ってみるという方法もあります。
その意味で、自分の体力やライフスタイルにあった職場を選ぶことが大切です。
しかも、50代で全くの未経験者であっても、実務経験を積んで試験さえ受ければ、介護のスペシャリストである「介護福祉士」への道も確保されています。
もしそうなれば役職につけるだけでなく、給料UPの願いも叶えられます。
それがまさに介護業界の現状です。中高年だからと諦めるのではなく、自信を持って介護業界に挑戦してみてください。